椎間板ヘルニアの原因・症状・治療方法について

腰椎椎間板ヘルニアの原因


椎間板ヘルニアが起こる原因として、腰椎にかかる「縦のストレス」「反るストレス」があります。

「縦のストレス」とは、現代人の生活環境に大きく関わっていますが、長時間不自然な姿勢でいたり、
座りっぱなしだったりすると自分の体重を腰椎で支え続け、大きなストレスがかかります。

「反るストレス」とは、前かがみで重い物を持ち上げたり、激しいスポーツをして腰をひねったり、
などといったことがきっかけでヘルニアになることが多いのです。

それによって、椎間板の中にある髄核という少し水分を含む物質ですが、それが圧迫されて飛び出し
神経を刺激します。

そこには坐骨神経があります。その坐骨神経に圧迫が加わって腰が痛い、足が痺れるといった症状が
表れます。

坐骨神経とは、「第四腰椎」と「第五腰椎」の間にある神経と、「第五腰椎」と「第一仙椎」
の間にある神経をいいます。


椎間板ヘルニアが起こる原因を、あんこ餅を使って説明していきたいと思います。

出来立てのあんこ餅を手の平に乗せて上から「ギュッ〜」と力を入れて押さえると、皮の薄いところ
からあんこが出てきます。

椎間板ヘルニアもこれと同じ原理でおこります。

簡単に言えば、椎間板に圧力が加わって、中の髄核が飛び出したのが「椎間板ヘルニア」なんです。

下の絵をご覧になって見て下さい。このように縦のストレスなどで、椎間板が飛び出し坐骨神経を
圧迫している症状のことを「椎間板ヘルニア」といいます。





















椎間板ヘルニアの起こりやすい場所は、第四腰椎と第五腰椎の間にある第四椎間板が
最も多く、ついで第五腰椎と仙骨の間の第五椎間板です。



















この図のように腰椎の中にある椎間板が飛び出して、坐骨神経を圧迫して腰が痛い、
足が痺れるといった症状が出ます。

若い人に非常に多い椎間板ヘルニア


では、どんな人が腰椎椎間板ヘルニアになるのでしょうか。
腰椎椎間板ヘルニアになる方は、けっして肉体労働をする人や、激しいスポーツをする人ばかりでなく、
ごく普通のサラリーマンや主婦にたくさんおられます。

そういう患者さんを分析してみますと、生まれつき腰椎や椎間板などに異常があったり、弱かったり
する人以外は、姿勢が悪かったり、運動不足によって、腹筋や背筋が弱く、自分を鍛えることを忘れて
いる人が多いのです。

年齢も20〜30歳代の若い人が多いのです。

毎日、毎日仕事に追われるサラリーマンや不規則な生活をしている学生さんなど、本当なら一番元気に
活躍しなければいけない人が多いのはなぜでしょう。

これは文句なしに、現代人の生活環境が大きく関わっています。

普段から「歩かない」、「運動しない」、「不規則などで食生活が乱れる」、このような原因が大きく
挙げられますね。

椎間板ヘルニアの診断の決め手となる特徴


あなたの症状と照らし合わせてみて下さい。

@ 痛みをカバーしようとしてへっぴり腰になり、体が痛い方へ傾く。

A せきやくしゃみなど、腹圧をかけるような動作をすると痛みが響く。
痛みの出るところは突出場所で異なりますが、いちばん多いのはちょうど座骨神経の走っている場所、
大腿の後ろ、脛の外側、足の甲、かかとなどです。

B 膝を真っすぐに伸ばして前かがみになるのが苦痛になる。
これは座骨神経が上下に引っ張られ、緊張が強くなるためで、患者さんをベットにあお向けに寝かせ、
痛みやしびれのあるほうの足を伸ばしたまま足を持ち上げると、20〜30度くらい上げただけで
痛みを訴えます。

C 神経麻痺がある。
座骨神経痛の圧迫によって、ヘルニアのある部分の皮膚にしびれを感じたり、アキレス腱の反射や
膝のお皿の下にある膝蓋腱反射が弱くなったり、無くなったりします。このほか、筋力、特に足の
第一趾を曲げたりする力が弱ってしまいます。

もし、あなたがこの中の症状に一つでも当てはまるのであれば「椎間板ヘルニア」の疑いがあります。

手術をしても再発してしまう人が多い理由


では、何故手術をしても再発してしまう方があまりにも多いのか?その原因について考えてみましょう。

医者からしてみたら飛び出した椎間板を手術切除して、神経の圧迫を取り除いてあげれば痛みは取れる
というのが医者の見解です。

しかし、ここで一つの疑問が出てきます。何故、手術をしたのにも関わらず再発してしまう人が
あまりに多いのかという疑問です。


事実、中川先生の治療院に来院される方の中で非常に多いのが、手術をしても再発した方です。

ですが、これも簡単な原理で、答えは最初から分かっています。

先程、あんこ餅を例に椎間板ヘルニアが起こる原因を説明しましたが、その圧迫をしている、あんこ
(椎間板)を切除したからといって、縦のストレスで潰されたあんこ餅は潰れたままです。
一時的に神経を圧迫していた椎間板を切除しますから、確かに痺れなどは取れます。
ですが、潰れてしまっている椎間板はそのままです。


圧迫している椎間板を取ったところで、潰れたままの椎間板はそのままですから、手術をしても
再発してしまうのです。

その潰された椎間板をなんとかしない限り、いつかは痛みが再発してしまう簡単な原理なんです。

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椎間板ヘルニアの原因・症状・治療方法

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