ぎっくり腰の原因・症状・治療方法について

ぎっくり腰の原因


ギックリ腰の中には、ギックリ腰の瞬間にヘルニアになった人も結構たくさんいます。

ギックリ腰は、大抵疲労の極限にきている人がくしゃみをしたとか衝撃が加わったなど
簡単な動作で引き起こします。

簡単なのでは、人に呼ばれて振り向いたとたんにギックリ腰になったとか、ちょっとおじぎ
したとか、歯を磨いたとか、引き金はたくさんあります。

軽いほど、やはり腰の周りの筋肉が疲労困憊の状態にあるということです。


「ヨイショツ」と、なにげなく重い物を中腰で持ち上げたり、無意識に腰をひねったとき
などに、ギクッと、それこそ息もできないほど強い痛みがくることがあります。


この病名は、医学的には急性腰痛症とか、突発性腰痛症というものですが、西洋では、
この突然の痛みから、「魔女の一撃」という名前をつけていますし、日本でも、ギクッ
とすることからぎっくり腰と呼んでいるのです。

このぎっくり腰の原因となるのは、


@ 背骨に走っている靭帯が切れるか、切れかかっている。
特に、蕀突起という骨の出っ張りの間を結びつけている蕀間靭帯や蕀上靭帯が切れかかったり、
切れたりしたとき。

A 背骨の後ろにある小さな関節突起間関節という関節が飛び出して、それがはずれかけたり、
関節の間にある滑膜がはさまれたとき。

B これはぎっくり腰の中でも重症なほうになりますが、椎間板がつぶれたり、椎間板ヘルニアになったとき。

C 筋肉や筋膜が肉離れの状態を起こしたとき。

以上のような場合を総称してぎっくり腰と呼んでいるのです。















ですから、その症状も、たいへん重いものから、ちょっと休んだだけで治ってしまうようなもの
まであるわけです。

私たちの体が健康であれば、普通に重い物を持ち上げたり、運動をするだけで、ぎっくり腰になる
ことはないはずですが、生まれつき脊椎の弱い人や、脊椎が老化している人などの場合、椎間板も
水分を失い、靭帯もゆるんで、関節と関節のかみ合わせもわるくなります。

こんなところへ無理な力が加わると、さっきあげたような状態を簡単に引き起こしてしまうのです。


ぎっくり腰になった時の対処法


立ち仕事や路上ではゆっくり前屈を立ち仕事をしていたり、路上でギクッと痛みが走ったとき。

まず、ゆっくり前屈をして膝を曲げて起き、また前屈します。これが少しできるようになったら、
坂の傾斜や石、木片、厚めの本などで、爪先がかかとより高くなるようにして前屈し、腰と背中
の筋肉を伸ばします。

これができるようならひと安心、前屈ができるようになったら左右にひねる運動もやって
みましょう。

デスクワークで椅子に座っているようなときに痛みが起こったら、まず手を頭の後ろで組み、
頭を手で押すように前へ倒して、首と背中を十分にストレッチします。

そのあと、椅子に座ったまま、状態を左右にひねります。

次に立ち上がって、厚めの本などで爪先を高くして前屈します。

起き上がるときは必ず膝を曲げて、ゆっくり起きましょう。

ひどい痛みは、チューブやさらしを巻くもし家庭や職場でなら、自転車のチューブや市販の
伸縮性のベルト等で大腿骨から腰骨の手でふれるあたりを少しきつめに縛ってみます。

そして、腰を左右に何回も動かせる範囲でゆすっていると、骨盤の歪みからくる痛みは軽快
することがあります。

また急性期には、腹筋や背筋の支持力が衰えていますので、腰にさらしやチューブを強く巻くと
動けるようになることがあります。

よくぎっくり腰を起こす人は、朝起きる時もパッと起き上がるのではなく、うつぶせになり
足を曲げて、ゆっくり座る姿勢になってから起き上がるようにしましょう。

ぎっくり腰を起こすような状態のときは、首筋から足の裏までストレスが蓄積しているのです。

腰だけに目を奪われずに、全身の筋肉をストレッチして、全身の血行をよくすることが大切です。

症状が重い場合


まず痛くない姿勢をとります。

ほとんどの患者さんは、横に寝るのが一番楽なようですが、あお向けに寝る場合は、立て膝をし、
お尻が沈みすぎるようなときは、丸めた毛布を膝の下に入れるようにするとよいでしょう。

また、ぎっくり腰の当初は痛みが激しい場合が多いので、こういう場合には、1日か2日、
痛みが楽になるまで、冷蔵庫の氷を数個ビニールの袋に入れ、少量塩を加え、それをさらに
ガーゼに包み、これを痛むところに当て、冷感法、マッサージをします。

皮膚が赤くなるぐらい何回も繰り返します。

こうして1、2日冷やして熱がなくなり、腫れがひいてきたら、次に患部を温めます。

そのとき、市販されている火を使わないカイロなどを用いると手軽にできます。

もし無いときは、バスタオルなどを熱いお湯で絞って患部に当て、その上からビニールで包むと
保温が持続します。

急性期の痛みが軽減してきたら、いよいよ治療体操を始めます。

初めは自分のできる範囲で少しずつ進めていきましょう。

この段階の腰痛は、治療体操とストレッチで十分に治療できます。

腰痛に立ち向かう気力を持って、積極的にがんばってください。

しかしあまりに痛みがひどく、少しでも体を動かすことができず、しかも安静にしていても
痛みがまったくとれないような場合、あるいは、足先がしびれて感覚がない場合などは、まず、
X線、CT、MRI等、専門医に行くべきでしょう。

そこでしっかりと痛みを取り除いてから、治療体操を始めましょう。


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